7月23日に「生活目線でがんを語る」というイベントがあったそうです。
がんを、医療という視点からではなく、がんになると生活の面でどんなことが起こるのか、お金・仕事などなどを体験者の語りから考えようと開かれたそうです。
当たり前ですが、自分や身近な人に「がん患者」がいないと、どうしても無関心になってしまい、私たち(がん体験者)が当たり前と思っていることでも、新鮮な情報だったりするようです。
そう言えば、甥っ子に「禁煙のすすめ」をしていた時、「自分の周りに、タバコを吸っていてがんになったって人、いない!」と言ってたっけ……
今国が「がん検診、受診率50%」などという目標を掲げているようですが、なかなか、検診率が上がらないようです。
それはきっと、まだまだ身近にがんを感じている人が少ないということかもしれません。
なんとなく「具合が悪くなってから診てもらえば」と思っているのかもしれません。
がんは、何も症状がない“健康な時”にこそ、早期発見できるのです。
でも、健康な時は、人は誰しも、医療とは無縁と思って暮らしているから、がんについての医療関係の講演会など、目にも耳にも入ってこなくて、当たり前かもしれませんね。
その点、この「生活目線」という言葉は、人々の心にヒットするかもしれませんね。
「生活目線でがんを語る会」はYOUTubeで見ることができます。
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